偽装質屋に要注意

近年、増加の傾向を見せているのが質屋を装って貸付けを行なう偽造質屋と呼ばれる悪質な貸金業者です。

この偽造質屋では、質に入れる品物の種類を問わず、担保価値のない品物であっても質置きをして融資を行ない、その融資には違法となる高額な金利が設定されてしまうのです。

貸金業における上限金利は2010年に改正貸金業法によって引き下げられて、現在は20%が上限となっていますが、この偽装質屋では、この20%をはるかに上回る金利が設定されています。

高額な利息を支払いきれない為に、さらに融資を受け、返済しても額が減るどころか、どんどん増え続けてしまうという結果を招いてしまうのです。

この偽造質屋の被害あった人達を年齢別に見てみると、50歳未満は全体の25%ですが、60歳代では34%、70歳第では33%と、60歳以上の高齢者で、年金の支給対象となる人達が全体の70%をも占めており、偽造質屋のターゲットとなっていることがわかります。

融資の元本、そして及び金利の返済は、利用者の公的年金受給口座から自動引落しサービスを利用して引落とされてしまうので、年金が全く手元に残らないという高齢者も少なくありません。

厚生労働省では、多重債務で困っていたり、生活資金の借入れが必要な際には、まずは消費者センターや自治体の窓口、弁護士会での無料の法律相談所などで相談するようにし、不審な業者からは借入れをしないようにとアドバイスをしています。

参考リンク・・》》“偽装質屋”狙われる高齢者たち – NHK クローズアップ現代